専門実践教育訓練給付金は早めの手続きが必要!
建築の専門学校でも適用がある専門実践教育訓練給付金。
50%〜70%とかなりの額の給付になるので、社会人の人には是非使うのをおすすめしたいです。
基本的には2年働いていればOK
私は以前、同じ雇用保険の恩恵で無料で受けられる求職者支援訓練を受けていたので、今回はこの制度は受けられないと思いこんでいたら、なんと別物で適用になりました。
適用要件は初回は同じ会社で雇用保険を2年間連続で払っていることで、大方の社会人には適用できそう。
あとは、今働いてるか、辞めて一年以内。転職していても無職の期間が一定以内だと通算できます。
気になる方はハローワークで、支給要件を確認できます。
手続きは一ヶ月前までに
すごく助かるこの制度ですが、手続きは受講開始の一ヶ月前までに終える必要があります。
だから、学校選びとかも、ギリギリではなく、早め早めにやっておくことをおすすめします!
まずはキャリアコンサルティング
この手続きを行うためには、まずはハローワークでキャリアコンサルティングを行うこと。
これは、準備がかなり大変で履歴書や職務経歴書みたいなものを独自のフォーマットに従って記入し、平日に予約をとってからハローワークで面談を受けます。
平日しか面談をやっていないので、しっかり計画だてて会社を休んだりする必要もあり、
大変です。
抜け道としては、今の会社で必要な勉強であれば、会社で文書を書いてもらえれば、キャリコンはパスできるそうです。
次に入学手続き
次に入学手続き。
ここで私は致命的ミスをしましたが、専門学校って、受験があるんですよね。
申し込んだらすぐ手続き終了ではなく、例えばまず申し込むのにも学校の卒業証明書とかを取り寄せたりしなければならなく、これも平日しかダメだったりする。
申し込んで書類審査だけの学校もあれば、試験や面接があるところもあります。
そして、合格発表まで長い長い。
私は既に、一ヶ月前までの入学手続きは終わりそうもありません。。。
ハローワークによっては、入学手続き前でも入る意思があれば、給付金の手続きはできるみたいですが、ほんとに大丈夫とは言い切れないので、やはり早くから動いた方が良さそうです!
ともかくハローワークに問い合わせを
ともかく、まずは支給要件の確認や、スケジュール感確認するために、思い立ったらハローワークに問い合わせすることをおすすめします。
無事に皆が給付金を受け取れ、学校で学べますように!
建築士をとるための夜間専門学校5選!
思わぬ部署異動で、建築の知識が必要になった。
建築の仕事がしたいけど大学や、昼間の学費が高すぎて夜間に通いたい。
夜間の建築専門学校を目指す人は様々ですが、これから目指す方が選ぶ時に役立つよう、私が見学してきた範囲での情報をお知らせしようと思います。
東京では5校の一級建築士受験資格をとれる夜間の専門学校があるようです。
どこも、基本的なカリキュラムに違いはなく、良い学校でしたので、立地や時間、学費で選ぶことになるのかなとは思います。
本当は講師陣との相性や、授業の質が一番気になるところですが、こればかりは入ってみないと分かりません。
アイウエオ順でご紹介します!(2019年現在)
青山製図専門学校
建築科(夜間)
渋谷駅から徒歩6分
平日1830-2140、土曜1230-1730
総学費約111万円
(専門実践教育訓練給付金 最大41万円+二年で卒業後一年以内に被保険者として雇用されると最大16万円=計最大57万円)
※その他ノートPC、模型材料、建築士受験時には製図板が必要
公式サイトへ→青山製図専門学校
中央工学校
建築科(夜間)
王子駅から徒歩5分
平日1800-2110
総学費約106万円
(専門実践教育訓練給付金 最大約41万円+卒業後要件を満たすと給付あるかは未確認)
※模型材料除く。製図板含む。ノートPC・CADソフトは卒業制作等で必要あれば購入。
CADの授業はPC室で行い、卒制は全て手書きでも可。
公式サイトへ→中央工学校
専門学校東京テクニカルカレッジ
建築科(夜間)
東中野駅から徒歩1分
平日1830-2140、土曜補講あり
総学費約120万円
(専門実践教育訓練給付金 最大41万円+二年で卒業後一年以内に被保険者として雇用されると最大16万円=計最大57万円)
※その他ノートPC、模型材料、製図板が必要
公式サイトへ→専門学校東京テクニカルカレッジ <公式サイト> 「建築・インテリア」「ゲーム・情報・Web」「環境・バイオ」
読売理工医療福祉専門学校
建築科(夜間)
田町駅から徒歩2分
平日・土曜1820-2130
総学費約102万円
(専門実践教育訓練給付金 最大35万円+二年で卒業後一年以内に被保険者として雇用されると最大14万円=計最大49万円)
※その他、模型材料、建築士受験時には製図板が必要。PCは学校のものを使用。
公式サイトへ→読売理工医療福祉専門学校 |テレビ・IT・建築・電気電子・医療・介護 |東京
早稲田大学芸術学校
建築科(夜間)
西早稲田駅直結
平日1815-2125
総学費 推測180万円程度?確認必要
募集要項処分してしまい、ネットだと一年目が103万円ということしか分かりません。二年目の学費は一年目の学費から入学金を除く77万程度かなと推測すると、二年で180万円程度となりそうです。
(専門実践教育訓練給付金 該当なし)
公式サイトへ→早稲田大学 芸術学校
以上、簡単なまとめでした。
おいおい、口コミ、評判的なもっと主観的な感想も載せていければなと思っています。
記載に間違いがあれば、ご指摘下さい。
専門学校以外でも働きながら建築士はとれる
↓
建築士の受験資格を働きながら獲得できる学校一覧
全くの異業種から、設計・デザイン業界で仕事をしていきたいと思いたち転職したものの、分からないことが多すぎて、自信をつけるためにも、建築士をとろうかなと思い立ちました。
仕事をバリバリする中で実務を勉強した方が効率的とは思うのですが、もともと身体が弱く、人と同じように夜中まで仕事というのは難しい中、仕事は定時でとセーブしながら、夜間の学校で学ぼうと決意しました。
調べてみると体系的に、建築の夜間学校というニッチな分野を紹介しているブログ等があまりなかったので、他の方の参考になればと思い、ブログをはじめました。
- 建築士は専門の学校を出ていないと果てしなく長い・・・11年!
- 夜間の大学の建築科は今はない・・・
- 大学の通信では建築科がある!
- 夜間の専門学校は結構ある!
- 番外編 早稲田大学芸術学校
- 建築士法も改正されて建築士をとるチャンス
建築士は専門の学校を出ていないと果てしなく長い・・・11年!
建築士は、建築の大学や専門学校を出ていれば、卒業と同時に2級、卒業後2~4年の実務経験を経て、1級の受験資格を得ることができます。
ただ、私のように、人生の途中で思い立ち専門の学校を出ていない場合、実務経験だけで受験するとなると、2級で7年、1級は2級が受かってからさらに4年の実務経験が受験のために必要になります。
11年も待っているうちに、もうアラフィフ・・。長すぎる・・・。
しかも、この実務経験というのが、近年厳しくなっているようで、単なるCADオペなどは換算されないという微妙な審査らしく、待っても受験資格さえ絶対取れるとは言えない・・・。
持っている人は、建築士なんて持っていても何の役にも立たないと言いますが、持ってない身としては、取ってみたくなるんですよね。
働きながら、夜間にヘソクリで学校に通うのなら、きっと誰も文句は言わないだろうと思い、一念発起、学校に通うことに決めました。
夜間の大学の建築科は今はない・・・
一級の受験資格は、大学で卒業後2年、専門学校で4年の実務経験が必要になるので、どうせなら、早く受験できる大学を探してみました。
東京近辺しか探していないのですが、夜間の大学の建築科は以前は何校かあったのですが、2019年現在、募集しているところは一つもありません。
以前は東京理科大とかの夜間があったそうで、残念。。
あったとしても、編入試験で数学とか出てきたら受かる自信ないけど!
大学の通信では建築科がある!
夜間はありませんでしたが、通信であれば、受験資格を得ることができる大学が何校かありました。
例えば、京都造形芸術大学だと、普段は通信教育、月に何度かスクーリングといって、土日に集中講座を外苑前の校舎で受けるという学習方法です。
詳しくは、またご紹介しようと思いますが、私はここの説明会に行き、ここなら仕事と両立して学んで、最短で受験資格も得られると大喜びでした。
学費も2年間で100万円程度でお手頃ですが、通信というだけあって、2年で卒業する人は結構少ないようです。
コツコツ自分のペースで学習を進められる人にとっては建築士への最短コースなのではないでしょうか。
他には愛知産業大学、大阪芸術大学が、通信で受検資格を取得できるようです。
夜間の専門学校は結構ある!
建築士をとるために4年の実務経験は必要になりますが、調べてみると、夜間の専門学校は何校もあり、学費も100万円ちょっとと通信大学と変らないのに、月~金の夜3時間と学校によっては土曜も授業があるなど、通信と比較して対面授業が多いのは、とてもお得だと思います。
卒業率もやはり通信と比較すると高いので、コツコツ自分のペースで学ぶ自信がない人はこの方がよいのかなと思います。
東京で私が説明会に行ったのは、
青山製図専門学校(渋谷)
中央工学校(王子)
専門学校東京テクニカルカレッジ(東中野)
読売理工医療福祉専門学校(田町→後楽園)
どこも、なかなかよさそうでした。
詳しくは、おいおい紹介していこうと思いますが、自分の合うところを探すために、
学校見学は是非おすすめします。
そして、夜間の建築科は、専門実践教育訓練給付金という制度がある学校が多く、結構低いハードルを越えれば、なんと2年間の学費の50%が給付されるとのことです。
学費から除外される費用もあるので、実際は35~40万円程が2年間で給付され、実質70万円程度で学習することができます。
更に、条件によっては、プラス20%給付されることもあるそうで、15万円程さらに戻ってくる可能性があるそうです。
もはや価格も通信大学よりおさえられ、私はだいぶ専門学校の方に心が揺れてきましたよ!!
番外編 早稲田大学芸術学校
早稲田というネームバリューにひかれて説明会に行ってみました。
ここは早稲田大学の校舎で勉強できますが、専門学校扱いなので、実務経験が4年必要になります。
また夜間学校なのですが、学費が年間で100万超となかなかエクスペンシブです。
手で書く図面を重視していたり、模型室を作る部屋も充実していて一人一ブース割り当てられているので、いつ学校に来ても作業ができるところは素晴らしいなと思いました。
家で模型を作って、学校に運ぶのはなかなか大変ですもんね。
教授陣も有名な人を呼んで講義をしてもらったりもあるのと、早稲田バリューで志の高い先生と生徒が多いというのも、学びの場としては良いのかもしれません。
早稲田大学の院に進みたいという人にも、ここは枠があるみたいなのでよいと思います。
私は建築士の受験資格を取るのが第一目的なので学費のあまりの違いに早々に断念しましたがお金に余裕のある方はとてもよいと思います。
建築士法も改正されて建築士をとるチャンス
2018年の年末に建築士法改正が可決され、受験資格の実務経験が、登録要件に2020年から変わる可能性が高いそうです。
詳しくは確定していないので、だろう、という話ですが。
専門学校卒で、一年目から一級建築士を受験でき、卒業後4年の実務経験で登録できるようになるのであれば、2年や4年にこだわる必要はほとんどないかなと思い、通信大学ではなく、夜間の専門学校に通うことに私は決めました。
元々、体系的に勉強してみたかったのと、ハクをつけるためだけに建築士をとろうと思っていたので、登録はしていなくても受験で合格していれば十分ハクと知識はつくかなと。
今回は、以上で終わりますが、今後、ボチボチ学校毎の紹介や、学校に通うようになってのブログを書いていければと思っていますので、宜しくお願いいたします!!