MERUBOKUの日記

目指せ建築士♪

建築士は、一級と二級どちらを取るべきか

建築士法が変わって、専門学校卒でもすぐに一級建築士を受験できるようになりますよね。

 

登録のための実務経験は卒業後4年なので、その4年の間に一級建築士に受かればいいのかなと思っていましたが、思わぬ盲点が!

 

建築士事務所をやるためには、管理建築士が必要で、管理建築士は、さらに建築士をとってから3年の実務経験が必要なのです。

 

なので、初年度に二級をとって管理建築士用の実務経験年数を積みながら、残りの3年で一級をとるというプランにするのが、いきなり一級より3年節約できることが判明。

 

とはいえ、学科は中身も重複すると思うので、初年度から一級目指した勉強してダブル受験して、一発で学科受かれば、次年度製図だけに集中して勉強できて良さそう。

 

そんなに、うまくいくのか不明ですが、最短プランを考えてみましたトサ。

 

 

夜間建築科に通って3ヶ月の感想

二級建築士一級建築士の受験資格がほしくて、夜間の建築専門学校に通い始めて、はや、3ヶ月。

 

ちょっと感想です。

 

想像以上にハードで、勉強になる

 

私は、専門学校入学した段階では、かなり甘く見ていて、仕事でもちょっと関わってるし、最初の頃なんて知ってることばかりで、退屈なんだろうなーくらいに思ってました。

 

と思ったら、なかなかのハイスピードで授業が進み、知ってることはあっても、知らないこともたくさんあるので、復習が追いつかない。

 

夜間の人って昼間は仕事してる人が多いから、私ももれなくで、家に23時くらいに帰ってきてから、御飯食べてお風呂入ってとやってると、普通に寝ても、次の日の会社が辛い。その日のうちに復習や宿題なんて、とても無理!

 

これが、昼間の学生との一番の違いみたい。

 

昼間の学生いいなー。

 

建築は総合科目

 

入って学んで見て思うのは、建築はものすごーーーく完成された総合科目ということ。

 

建築自体はこれから、そんなに職業として需要があるとも思えないし、なんかどんどん物を作るのはエコに逆行する感じもするし、子供に進められるかというとビミョーだけど、建築の勉強に関しては、物凄く広く総合的に学べるので、子どもたちに是非すすめたいし、そういう学校があってもいいと思う。

 

例えば、幾何学や、物理、科学、地学、地理なんかの初歩的な勉強が、そのまま建築の実務にも役に立ってくる。

 

太陽はどうまわるから、日差しはこうなるってとこまでは、理科で勉強するけど、だから、ここに窓を開けるといいとか、建築的な具体的な勉強と結びつけると、理論を学ぶだけの学校から実践につなげて考える訓練になると思うんですよね。

 

もちろん理論学ぶだけでもすごく楽しいんだけど、そこから、じゃぁ、何かを創造しよう!ってことこそ、生きてく上での勉強なんじゃないかなと。

 

義務教育じゃ、そこまでやってると時間なくなっちゃうなら、そういう中高一貫校とかあってもいいのかなと。

 

算数や理科に限らず、もちろん、日本史や世界史も非常に密接に関係しているし、美術や技術も絶対に必要。

 

コンセプトを考えたり論理的に物事考えるためには、国語力も必要だし、哲学や道徳も必要。

 

今では図面はパソコンで書くので、パソコンのスキルも必要。

 

人が使う建築という面では、社会学や心理学、コスト計算で経理の知識、建築士法などの法律の知識も必要。

 

また、作るにあたって皆と協力して作らなければいけないので、人間関係力や、世界で活躍するなら語学力も必要。

 

もう、いらない科目なんかないんじゃないかくらい、全ての科目の勉強を集結したものが、建築なんだと思う。

 

勉強が、趣味みたいな人には是非おすすめしたい分野です。

 

あれ?3ヶ月の感想が…

 

ともかくすごく、ハードなんですが、周りのみんなも、頑張ってるから自分も頑張らなきゃと思えるよい環境で、とっても楽しいです。

 

迷ってる人には一歩踏み出してみることを是非おすすめします!

夜間建築科に通い始めてみて

この4月から夜間の建築科に通いはじめて一ヶ月の感想です。

 

二級建築士対策には全然なる

 

私は建築士の受験資格がほしくて、学校に通うことにしました。

 

説明会で話を聞くと、授業で建築士対策をしているわけではないので、卒業後に建築士対策講座をまた1年受ける必要がある、建築士はそんなに甘くないみたいな話をされる学校もありました。

 

一方、学科は過去問だけやれば大丈夫という学校もありました。

 

実際のところどうなんだろう、、独学で過去問やるにも、入学前の状態では二級建築士の問題もさっぱりわからず、一級建築士なんてもやはもはやな感じでした。

 

こんな状態で、過去問だけやれば大丈夫というのはにわかに信じがたかったのです。

 

しかし、授業を一ヶ月受けてみて感じたのは、基本的にカリキュラムは実務を身につけながらも、建築士のテストに沿ったカリキュラムで、かなり対策になることが分かりました。

 

勉強した場所から、分野別の過去問をといて復習してますが、授業だけで、基本的にその分野は合格点に達しました。

 

一級建築士はさすがに、視野には入れない授業ですが、十分導入にはなっているので、一級建築士の分野別過去問も、授業だけで、少しはできます。

 

授業で扱っていない部分だけ自分で過去問といて勉強するのでも、じゅうぶん学科合格狙えそうな気がしてきました。

 

ただ、一人で読んでも分からないこととかは、自分で調べるよりプロに聞いた方が効率的だとも思うので、一級建築士は学校とは別に資格の学校に通ってもよいのかな。

 

課題や宿題は結構大変

 

私が通っている学校は全ての授業で宿題があるわけではないですが、数個は毎週宿題があるので、土日にちょっとやる必要があったりします。

 

一週間で数時間分の宿題だから、たいしたボリュームではないのですが、思ったよりも、学校に通うだけで大変で、アップアップついていってる感じです。

 

だいたい宿題がなかったとしても、復習しないとついてけないからなかなかハード。

 

今のところなんとか脱落せずにやってるかな。

 

不安だった構造や法規もついてけそう

 

えーと、二次方程式って何?!三角関数って何?!何、何状態だったので、構造ついてけるかなと思いましたが、周りの生徒も何何状態。

 

先生はゆっくり分かりやすく教えてくれるので、少しずつ記憶が蘇ります。

 

だ、代入ってそういうことかー!三平方の定理ってそういうことかー!一度勉強はしているので、思い出せば問題なさそう。 

 

昼間の高校上がりで物理やりたての学生とかは、今のところ授業が簡単すぎて、困ってるらしい。

 

法規も、なんか、とっつきにくそうと思ってきましたが、法令集に線をひくと、これほどまでに見やすくなるのかーと感激し、今のところ楽しいです。

 

考えてみれば、大学の物理とか、もう、まじで、何やってるのかさっぱりわかりませーんっ、相対性理論ってなんですかー?!って感じだったので、今のいわゆる算数、理科レベルの勉強はとても楽しい。太陽はこう昇るから、こう光るんだよみたいなの、すごい好きだったなー。

 

飲みに行く暇がない

 

学校は結構甘く見ていて、受験資格ほしいから行くけど、勉強になるかなぁと思っていたのですが、思っていたよりかなり大変だし、かなり勉強になります。

 

総じてとっても、楽しく満足しています。

 

あとは飲みに行く暇がさっぱりないのだけが不満だけど、やがてくる夏休みを楽しみにしています!