MERUBOKUの日記

目指せ建築士♪

夜間建築科に通って3ヶ月の感想

二級建築士一級建築士の受験資格がほしくて、夜間の建築専門学校に通い始めて、はや、3ヶ月。

 

ちょっと感想です。

 

想像以上にハードで、勉強になる

 

私は、専門学校入学した段階では、かなり甘く見ていて、仕事でもちょっと関わってるし、最初の頃なんて知ってることばかりで、退屈なんだろうなーくらいに思ってました。

 

と思ったら、なかなかのハイスピードで授業が進み、知ってることはあっても、知らないこともたくさんあるので、復習が追いつかない。

 

夜間の人って昼間は仕事してる人が多いから、私ももれなくで、家に23時くらいに帰ってきてから、御飯食べてお風呂入ってとやってると、普通に寝ても、次の日の会社が辛い。その日のうちに復習や宿題なんて、とても無理!

 

これが、昼間の学生との一番の違いみたい。

 

昼間の学生いいなー。

 

建築は総合科目

 

入って学んで見て思うのは、建築はものすごーーーく完成された総合科目ということ。

 

建築自体はこれから、そんなに職業として需要があるとも思えないし、なんかどんどん物を作るのはエコに逆行する感じもするし、子供に進められるかというとビミョーだけど、建築の勉強に関しては、物凄く広く総合的に学べるので、子どもたちに是非すすめたいし、そういう学校があってもいいと思う。

 

例えば、幾何学や、物理、科学、地学、地理なんかの初歩的な勉強が、そのまま建築の実務にも役に立ってくる。

 

太陽はどうまわるから、日差しはこうなるってとこまでは、理科で勉強するけど、だから、ここに窓を開けるといいとか、建築的な具体的な勉強と結びつけると、理論を学ぶだけの学校から実践につなげて考える訓練になると思うんですよね。

 

もちろん理論学ぶだけでもすごく楽しいんだけど、そこから、じゃぁ、何かを創造しよう!ってことこそ、生きてく上での勉強なんじゃないかなと。

 

義務教育じゃ、そこまでやってると時間なくなっちゃうなら、そういう中高一貫校とかあってもいいのかなと。

 

算数や理科に限らず、もちろん、日本史や世界史も非常に密接に関係しているし、美術や技術も絶対に必要。

 

コンセプトを考えたり論理的に物事考えるためには、国語力も必要だし、哲学や道徳も必要。

 

今では図面はパソコンで書くので、パソコンのスキルも必要。

 

人が使う建築という面では、社会学や心理学、コスト計算で経理の知識、建築士法などの法律の知識も必要。

 

また、作るにあたって皆と協力して作らなければいけないので、人間関係力や、世界で活躍するなら語学力も必要。

 

もう、いらない科目なんかないんじゃないかくらい、全ての科目の勉強を集結したものが、建築なんだと思う。

 

勉強が、趣味みたいな人には是非おすすめしたい分野です。

 

あれ?3ヶ月の感想が…

 

ともかくすごく、ハードなんですが、周りのみんなも、頑張ってるから自分も頑張らなきゃと思えるよい環境で、とっても楽しいです。

 

迷ってる人には一歩踏み出してみることを是非おすすめします!