MERUBOKUの日記

目指せ建築士♪

建築士の受験資格を働きながら獲得できる学校一覧

全くの異業種から、設計・デザイン業界で仕事をしていきたいと思いたち転職したものの、分からないことが多すぎて、自信をつけるためにも、建築士をとろうかなと思い立ちました。

 

仕事をバリバリする中で実務を勉強した方が効率的とは思うのですが、もともと身体が弱く、人と同じように夜中まで仕事というのは難しい中、仕事は定時でとセーブしながら、夜間の学校で学ぼうと決意しました。

 

調べてみると体系的に、建築の夜間学校というニッチな分野を紹介しているブログ等があまりなかったので、他の方の参考になればと思い、ブログをはじめました。

 

 

 

建築士は専門の学校を出ていないと果てしなく長い・・・11年!

 

建築士は、建築の大学や専門学校を出ていれば、卒業と同時に2級、卒業後2~4年の実務経験を経て、1級の受験資格を得ることができます。

 

ただ、私のように、人生の途中で思い立ち専門の学校を出ていない場合、実務経験だけで受験するとなると、2級で7年、1級は2級が受かってからさらに4年の実務経験が受験のために必要になります。

 

11年も待っているうちに、もうアラフィフ・・。長すぎる・・・。

 

しかも、この実務経験というのが、近年厳しくなっているようで、単なるCADオペなどは換算されないという微妙な審査らしく、待っても受験資格さえ絶対取れるとは言えない・・・。

 

持っている人は、建築士なんて持っていても何の役にも立たないと言いますが、持ってない身としては、取ってみたくなるんですよね。

 

働きながら、夜間にヘソクリで学校に通うのなら、きっと誰も文句は言わないだろうと思い、一念発起、学校に通うことに決めました。

 

夜間の大学の建築科は今はない・・・

 

一級の受験資格は、大学で卒業後2年、専門学校で4年の実務経験が必要になるので、どうせなら、早く受験できる大学を探してみました。

 

東京近辺しか探していないのですが、夜間の大学の建築科は以前は何校かあったのですが、2019年現在、募集しているところは一つもありません。

 

以前は東京理科大とかの夜間があったそうで、残念。。

 

あったとしても、編入試験で数学とか出てきたら受かる自信ないけど!

 

大学の通信では建築科がある!

 

夜間はありませんでしたが、通信であれば、受験資格を得ることができる大学が何校かありました。

 

例えば、京都造形芸術大学だと、普段は通信教育、月に何度かスクーリングといって、土日に集中講座を外苑前の校舎で受けるという学習方法です。

 

詳しくは、またご紹介しようと思いますが、私はここの説明会に行き、ここなら仕事と両立して学んで、最短で受験資格も得られると大喜びでした。

 

学費も2年間で100万円程度でお手頃ですが、通信というだけあって、2年で卒業する人は結構少ないようです。

 

コツコツ自分のペースで学習を進められる人にとっては建築士への最短コースなのではないでしょうか。

 

他には愛知産業大学大阪芸術大学が、通信で受検資格を取得できるようです。

 

夜間の専門学校は結構ある!

 

建築士をとるために4年の実務経験は必要になりますが、調べてみると、夜間の専門学校は何校もあり、学費も100万円ちょっとと通信大学と変らないのに、月~金の夜3時間と学校によっては土曜も授業があるなど、通信と比較して対面授業が多いのは、とてもお得だと思います。

 

卒業率もやはり通信と比較すると高いので、コツコツ自分のペースで学ぶ自信がない人はこの方がよいのかなと思います。

 

東京で私が説明会に行ったのは、

 

青山製図専門学校(渋谷)

中央工学校(王子)

専門学校東京テクニカルカレッジ(東中野

読売理工医療福祉専門学校(田町→後楽園)

 

どこも、なかなかよさそうでした。

詳しくは、おいおい紹介していこうと思いますが、自分の合うところを探すために、

学校見学は是非おすすめします。

 

そして、夜間の建築科は、専門実践教育訓練給付金という制度がある学校が多く、結構低いハードルを越えれば、なんと2年間の学費の50%が給付されるとのことです。

 

学費から除外される費用もあるので、実際は35~40万円程が2年間で給付され、実質70万円程度で学習することができます。

 

更に、条件によっては、プラス20%給付されることもあるそうで、15万円程さらに戻ってくる可能性があるそうです。

 

もはや価格も通信大学よりおさえられ、私はだいぶ専門学校の方に心が揺れてきましたよ!!

 

番外編 早稲田大学芸術学校

 

早稲田というネームバリューにひかれて説明会に行ってみました。

 

ここは早稲田大学の校舎で勉強できますが、専門学校扱いなので、実務経験が4年必要になります。

 

また夜間学校なのですが、学費が年間で100万超となかなかエクスペンシブです。

 

手で書く図面を重視していたり、模型室を作る部屋も充実していて一人一ブース割り当てられているので、いつ学校に来ても作業ができるところは素晴らしいなと思いました。

 

家で模型を作って、学校に運ぶのはなかなか大変ですもんね。

 

教授陣も有名な人を呼んで講義をしてもらったりもあるのと、早稲田バリューで志の高い先生と生徒が多いというのも、学びの場としては良いのかもしれません。

 

早稲田大学の院に進みたいという人にも、ここは枠があるみたいなのでよいと思います。

 

私は建築士の受験資格を取るのが第一目的なので学費のあまりの違いに早々に断念しましたがお金に余裕のある方はとてもよいと思います。

 

建築士法も改正されて建築士をとるチャンス

 

2018年の年末に建築士法改正が可決され、受験資格の実務経験が、登録要件に2020年から変わる可能性が高いそうです。

 

詳しくは確定していないので、だろう、という話ですが。

 

専門学校卒で、一年目から一級建築士を受験でき、卒業後4年の実務経験で登録できるようになるのであれば、2年や4年にこだわる必要はほとんどないかなと思い、通信大学ではなく、夜間の専門学校に通うことに私は決めました。

 

元々、体系的に勉強してみたかったのと、ハクをつけるためだけに建築士をとろうと思っていたので、登録はしていなくても受験で合格していれば十分ハクと知識はつくかなと。

 

今回は、以上で終わりますが、今後、ボチボチ学校毎の紹介や、学校に通うようになってのブログを書いていければと思っていますので、宜しくお願いいたします!!